GS1200SS ワンオフスイングアーム装着①
こんばんは!
8月になりますが、GS1200SS U様のワンオフスイングアーム製作依頼:^)これは毎回大変な作業でして、色々と加工溶接で製作になるものでお時間がかかります💦現在は塗装中となりまして、そろそろ上がってくるのではないかと思いますが……今年は暑すぎで塗装屋さんも大変みたいですo:-)
スイングアーム製作はスタビライザー部材から毎回スタートします。A5052板材1.6tを焼きなましをしてから曲げ加工します。
専用の押型にはめてプレスして成形です。
ここから合わせた時の厚み調整・すり合わせ作業・穴開け加工・バーリング加工となります。
モナカ合わにして溶接にて接合していきます。これまたなかなか難易度高い溶接作業なので、毎回アルミ溶接の感を取り戻しながらやりますので…毎回失敗しないかヒヤヒヤします💦💦
しっかり裏まで溶け込むように溶接。この溶接はホントに毎回緊張するんですよね💦溶接ビードが汚いのは嫌なんですよね(・_・;)
やっぱりキレイに溶接しないと見た目がね:^)
スイングアーム本体はエンドピースをワンオフ製作した純正スイングアーム改になります。
サスペンションマウントやトルクロッドマウントは新規A6063ビレットのマウントを溶接していきますよ(^^)
溶接もサクサクと進む訳ではないので、なんだかんだ1日溶接になりスイングアーム溶接が完了するようなカタチになります(・_・;)
ブログ1回で紹介すると大変さは分からないかも(・_・;)💦💦
先ほど製作したスタビライザー部材と7N01リブ付き角パイプを合わていきます。
スタビライザーの左右位置や角度を確認しながら何度も脱着すり合わせ作業です。
一番難しくのはスタビライザー部材とスイングアームを溶接接合する部分:^)
厚みが異なる二つの素材を溶接しますが、薄い材料に合わせて溶接設定すると厚みがあるスイングアームに溶けず。厚みがあるスイングアームを溶かすと薄い部分はすぐに溶けてなくなる…絶妙に両方を溶かしながらの溶接で毎回難しい(泣)
完成したスイングアームは只今塗装中です。おそらくそろそろ上がってくるかと思いますが…今年の夏が気温高すぎで塗装に遅れが出ているようでもう少し時間がかかるかもです:^)
もう暫くお待ち下さいね💦💦