GS1200SS ヨシムラST-1装着とバルブタイミング調整
おはようございます!
本日11月30日は17時までの営業です。
12月1日と12月2日は終日不在となりますのでよろしくお願い致します。
久しぶりにGS1200SS Nさん号が入庫しました!!
オープン当初からカスタムを手掛けさせてもらってますGS1200SSです(^^)見た目通りの戦闘的フォルムで、本人も走りを楽しむ仕様として仕上げてきた1台です。
最近、マッドブラックのこのフォルムがサメみたいに見えてきました(;・∀・)近づくと噛みついてきそうな……💦💦
外装を外して早速作業にとりかかります。
非常にシンプルなので、外装脱着はサクサク進みます。外装取り外しますと非常にスマートなフォルムなんです!!
ヘッドカバーまで取り外し完了。油冷1200ccはカムシャフトがかなりローハイトな為、パワーが抑えられています。
本来のパワーを解放しないと!!ヨシムラST-1装着です。
ヨシムラST-1カムシャフトはカム山にオイル穴がありまして、カムシャフトカジリ対策がされているのが特徴です。
エンジン始動時はしっかりと油圧上げて暖機運転しないとカジリますよ:^)
タペットクリアランスをまず調整。
カムシャフト取り付け後は、クランキングでカムシャフトを馴染ませてからタペットクリアランス調整をしています。僅かな隙間を調整していきますので、少しでもしっかり合わせられるように気をつけていきます。
タペットクリアランス調整後にバルブタイミング調整を開始します。
ヨシムラタイミングホールに合わせての固定パーツを製作して装着してあります。
まずはピストントップの計測から。取り付けから調整まで、間違いないか何度も計測して同じ数値になるか確認。
なんだかんだ取り付けからエンジン始動まで一日時間はもらっております。
ヨシムラ指定のタイミングに合わせて、IN側・EX側共に調整します。ヨシムラカムも精度は悪くないので、1〜2度ズレているか?またはそのままでも奇跡的に大丈夫なパターンも:^)
Nさん仕様でIN側のみやはり僅かにズラしてオリジナルにする事に。
カムタイミングを遅角・進角でエンジン特性がかわりますので、乗り方に合わせて僅かにズラしておきました!
作業は全て完了となります。
排気音は僅かにうるさくなるかな?3000rpm〜のエンジンの回りが速くなりますよね(^^)
また…油温も上がりやすくもなります(・_・;)💦ん〜冷却に問題が出るのが油冷1200cc。
やっぱりGSX-R1100オイルクーラーが一番最強だね💦💦