GSX-R1100L ヨシムラカム交換&カウルステー製作
おはようございます。
今年度も本格始動してすぐに満車なので……またちょい毎日キツイ感じです:^)
とりあえず2週間分の予定を立てて毎回作業していますが、今週はなかなかハードにやらないと苦しい感じですね💦
一旦終わる作業から進めていきます。GSX-R1100L K様号のヨシムラカムシャフト装着を進めます。まだ比較的リーズナブルな価格で販売されていますが……今年もなかなかの値上がりラッシュなのでそろそろ危ない気もします…。
ヘッドカバー取り外してカムシャフトを取り外していきましょう。
社外キャブレターだとここまでの分解まで非常に早いです。ノーマルキャブレターはなかなか詰まってますので取り外しもですが、取り付けがなかなかハード💦💦
カムシャフトはヨシムラST-1で表面処理はWPC処理からのモリブデンショットされたものです。
触ったかんじ非常にツルッと滑らかな感じです。カムシャフトがカジリやすい油冷には良い延命処置かも(^^)
カムシャフトと同じく!ロッカーアームもWPC処理とモリブデンショット済み。
どちらか片方しか表面処理するのはダメです💦表面処理されたほうの硬度が上がって、表面処理していないほうが負けて偏摩耗してしまいます(・・;)ご注意下さいね。
カムシャフトはそのポン付けではなく、ピストントップ測定からバルブ閉開タイミングを確認・調整となります。
それなりに時間がかかりますので、この作業込みの場合はじっくりと一日作業をやっております(・_・;)
うっかりピストントップ測定の写真のみになりましたが、カムシャフトはIN側・EX側共にメーカー指定値に調整済みとなります。
カムシャフトの交換と調整作業は完了して、お次はミドルカウル固定ステーを製作します。
アンダーカウルなしだと、ミドルカウルがパタパタ暴れまして……そのうちアップカウルとの固定ボルト周辺が割れます(^_^;)
そんな訳で!!違和感なく固定出来るステーを新規製作してみました。
この手のステーはアルミよりSUSで製作のが、振動による割れ対策にもなります。
車両のカウル装着の位置に誤差もありそうなので、次回製作する場合はもう少し取り付け位置が左右に多少振れるように設定したほうがよいかもね:^)
ステーはこのあとブラックに表面処理したら完成となります。今週末にはご納車可能になりますよ!!